こんにちは、シヒョウ博士です。
今回は、福岡ソフトバンクから読売ジャイアンツへ移籍した砂川リチャード選手について、データ的に苦しんでいる要因を分析してみましょう。
移籍後の主な成績(2025年6月時点)
- 打率:.198
- 出塁率:.254
- 長打率:.318
- OPS:.572
これは、NPB平均(OPS約.700〜.720)を大きく下回る数値であり、スタメン定着には厳しい状況です。
問題点①:出塁率の低さ
出塁率.254という数字は、四球をほとんど選べていないことを示しています。 実際、四球率はわずか**3.1%**と低く、ボール球を見極められていない傾向が見られます。
選球眼の欠如=凡退を早める最大要因です。
問題点②:長打が伸びない
彼の最大の魅力は長打力ですが、長打率.318という数字は寂しいものです。 打球方向の傾向を見ると、引っ張り一辺倒で、相手投手に対策されていることが伺えます。
改善のカギ:逆方向への意識
データ上、外角球へのコンタクト率が極端に低く、打率.150以下。
逆方向へ意識を向け、外角球をしっかり捉えることでヒットゾーンが広がり、相手投手の配球も変わってきます。
まとめ
砂川リチャード選手が再浮上するには:
- 選球眼の向上(四球を選ぶ)
- 引っ張りだけでなく逆方向への意識
- 外角球対応力の向上
この3点が大きなカギになります。 データは厳しい現実を示しますが、それを打破する術もまたデータから導き出せるのです。
統計的には、改善余地は十分にあります。